Aチームは次の目標に向かって始動し始めました。
Aリーグから秋の選手権に向けて、いままでの3-3-1から2-3-2のより攻撃的な新しいフォーメーションで臨みました。土曜日の練習で少しだけゲームで試していたものの、ほぼぶっつけ本番でのリーグ戦での実践で、かなりディフェンスの部分で戸惑っていた気がします。8人制の場合、簡単にいえばバックを1枚減らし、FWを2枚にして攻撃的にしたシステムとなります。2トップと中盤の3人で攻撃の選択肢が増えますが、中盤のカバーの遅れによりセンターバックの2人が孤立する可能性が出てくるリスクもある気がします。
6年生である彼らは、次へのステップアップのためにボールが動いた時に自分がどのポジションをとるのか?そんな基本の部分は解っていてほしいと思います。
そのためにもいろいろなシステムでプレーして、彼ら自身で経験的に覚えて行く事が大切だと思います。
2バック、3バックの両方を経験して機能させることでそれぞれにどんなメリットがあり、どんなリスクがあるのかを実践のゲームの中で感じておく必要があると思います。
攻撃力のあるチームに対するディフェンスで、安易に1人だけが飛び出してしまうと、大抵はマークを外されピンチになってしまいます。
その前のボールの出どこに対して1人単独で取りに行くのでなく、2人、3人と連動して取りに行けば攻撃につなげるインターセプトを狙う事ができ、これが得点につながるカウンターとなって行くのです。
そんな意識を持つ為にもゲームを積み重ねることによって培ったシステムのイメージが重要になって行くような気がします。
昨日のAリーグのでのディフェンスは点でのアプローチであるが故、簡単に抜かれ再三にわたり数的不利になり崩されていました。「あそこでプレスがかかったから、次はボールがここに来るのではないか」と予測できれば、相手がどんなに足が早くても、背が高くても、強くても、上手くてもボールを奪う事ができるはずです。
「あいつがこうするから、ぼくがこうする」という予測をお互いがした時に初めて信頼関係が生まれてチームになって行くように感じます。この信頼関係が力となり、守備も攻撃もお互いに信じてプレーする事が大切です。
ゲームの中での経験とコーチの方々のアドバイスで彼らが同じイメージを持ってサッカーをして欲しいと思います。
新しいシステムを理解し、味方のプレーを理解する事は、相手のプレーの意図を読む事にもつながるように思います。
先ずは味方同士で仲間がやっていることの狙いをどれだけくみ取れるか?それがこれから上へつながる状況判断の力になって行くような気がするのです。
あえてここで、システムを変える事で、彼らの本質的な成長が見えてくるような気がするし、入れられたら入れ返すそして、突き離せる彼らのより攻撃的な面白いサッカーが展開できるようになってほしいと思います。
先ずは来週のカタクラモール杯で、失敗を恐れず、いろいろ試してほしいと思います。
そんな彼らを、はらはらしながらも、熱く見守って行きたいものです。
ガンバレAチーム!
2011年6月27日月曜日
Aチーム新たな挑戦
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